欧州サッカーは2022-23シーズンも終盤。来季に向けた新ユニフォームのデザインが気になる時期となった。
既に様々な“新ユニデザイン”のリーク情報が飛び交うが、パリ・サンジェルマンの2023-24新ホームキットにはエンブレム側に「赤いストライプ」を走らせるデザインの採用が噂されている。
70年代や80年代の白いキットでは「赤青の片側ストライプ」が定番のスタイルだった。だが青(紺)いキットとなると、2000年代前半の4シーズンしか使っていない“レアデザイン”だ。
ここでは、その異色とも言える4つのユニをまとめてご紹介しよう。
2001-02
パリ・サンジェルマン 2001-02 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ニコラ・アネルカ
前シーズンまでの明るめの青から紺にキットカラーを変更した最初のユニフォーム。大きめの襟も懐かしいPSG傑作デザインの一つだ。1995年から始まった胸スポンサー「OPEL」の最終シーズンとなった。
2002-03
パリ・サンジェルマン 2002-03 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ロナウジーニョ
胸スポンサーが「THOMSON」に変わった最初のシーズン。エンブレム側のストライプはシャツの差し色でもある白い縁取りを取り入れるようになる。
2003-04
パリ・サンジェルマン 2003-04 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ペドロ・パウレタ
紺のシャツに襟部分の赤い差し色が鮮やかな2003-04モデル。このシーズンから加入したペドロ・パウレタの活躍もあり、1997-98シーズン以来となるクープ・ドゥ・フランスを優勝。カップ戦ではあったが久々にタイトルを獲得したシーズンとなった。
2004-05
パリ・サンジェルマン 2004-05 Nike ホーム ユニフォーム
選手:シルヴァン・アルマン
白いパイピングが印象的なこのデザインは、当時のNikeが各国のクラブチームと代表チームで採用したスタイル。4季ぶりにチャンピオンズリーグ出場を果たすもグループステージで敗退となった。
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この2004-05シーズン以降、片側ストライプは19-20シーズンのサードに一度使われただけ。もしリーク情報の通りならば、ホームキットのデザインとしては19年ぶりに復活を果たすことになる。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。「あの頃」を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず。