「コロナ禍より前以上の予約数が」松本潤さん騎馬行列“出陣”にホテルうれしい悲鳴 群集事故への警戒高まる

浜松まつり最終日の5月5日には俳優・松本潤さんも訪れるということで、浜松市内の宿泊施設では満室状態が相次ぎ、うれしい悲鳴が聞こえてきます。一方で、多くの人が集まることによる「群集雪崩」など、事故への警戒が強まっています。

騎馬武者行列に参加予定の松本潤さん

<千葉から訪れた宿泊客>

「きょうは浜松まつりを楽しみにコロナも明けたので伺いました」

JR浜松駅の近くにあるホテルは、開催期間の5日までほぼ満室状態です。

<オークラ アクトシティホテル浜松予約センター 内田優花さん>

「5日(最終日)が一番例年、稼働が低くなるんですけど、今年に関しては騎馬武者行列の影響もあってコロナ禍より前以上の予約数をいただいております」

今回初めて実施される「騎馬武者行列」。最終日の5日に行われるこのイベントには、ドラマで徳川家康役を務める松本潤さんの参加が決まっていて、観覧に当選した2万2000人だけでなく、落選者も含めて大勢の来場が予想されます。大きな経済効果が見込まれるだけでなく、多くの人が集まることによる「群集雪崩」など事故への警戒も強まっています。

2022年11月、俳優・木村拓哉さんが登場した「ぎふ信長まつり」の際は観覧席の抽選枠1万5000人を大幅に上回る46万人が大挙しました。松本潤さん参加の騎馬武者行列にも大勢の来場が予想され、警備員や警察官など約1000人の配置を決めています。

韓国・梨泰院で発生した「群集雪崩」の教訓なども踏まえ、指定された観覧エリア以外では立ち止まらないよう参加者への呼びかけも徹底するということです。

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