森下源基さんが死去 サッカーV川崎で黄金期

1998年6月、サッカーW杯の日本代表に落選した(右端から)北沢豪、三浦知良両選手と記者会見するヴェルディ川崎社長の森下源基さん(左端)=成田空港

 サッカーのJリーグ、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)で社長を務めた森下源基(もりした・もとき)さんが4月30日、肺炎のため死去した。82歳。クラブが3日に発表した。

 クラブ前身の読売クラブ時代に、ブラジルで活躍していた三浦知良の獲得に尽力。1994年から98年まで社長を務め、ラモス瑠偉、北沢豪らを擁して黄金期を築いた。98年ワールドカップ(W杯)に初出場した日本代表から大会直前に三浦、北沢が落選した際には記者会見で強い不満を示したことでも注目された。

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