ファジ、山形の反撃はね返し快勝 好セーブのGK堀田 出色の出来

 明治安田J2第13節(3日・シティライトスタジアムほか=11試合)前節10位のファジアーノ岡山はホームで山形を2―0で退け、今季初の2連勝を飾った。勝ち点20(4勝8分け1敗)で順位を7位に上げた。

 首位の町田は大宮に1―0で競り勝って勝ち点29とした。2位の長崎は4―0で水戸に大勝し、5連勝で同26。大分は2―0で藤枝に勝って連敗を3で止め、東京V―磐田は引き分けた。

岡山2―0山形

前半0―0

後半2―0

 【評】ファジアーノ岡山が快勝した。後半4分、仙波がペナルティーエリア左から豪快にボレーシュートを決めて先制。さらに2分後、佐野の左からのクロスを櫻川が頭で合わせて突き放した。その後は柳とバイスを中心とした組織的な守備で相手の反撃をはね返した。再三の好セーブを見せたGK堀田は出色の出来だった。

 山形は両サイドを突いて好機をつくったが、決定力を欠いた。

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