5日の端午の節句に合わせ、子の無病息災を願う五月人形を並べた展示が14日まで、神奈川県座間市座間の座間神社境内で開かれている。米大リーグの大谷翔平選手が所属するエンゼルスがホームランを打った選手に兜(かぶと)をかぶせて祝うパフォーマンスになぞらえ、子どもたちから「兜をかぶって写真を撮りたい」との要望が多いという。
境内の神楽殿と神社併設のギャラリーには、兜飾りや金太郎、鍾馗(しょうき)など、さまざまな人形が勢ぞろいしている。所有者からの「人形納め」で神社に持ち込まれた一部。人形納めの際には「子どもたちの成長を見守ってくれたことへの感謝」を込め、祝詞を上げて引き取っている。
午前10時~午後4時。小田急線相武台前駅からバス「座間」下車徒歩2分、またはJR相武台下駅徒歩5分。