文星付と作新、関東大会出場が決定 春季県高校野球準決勝 4日に両校で決勝

2回、文星付の伊藤の適時三塁打で二走・山田が生還=清原

 第76回春季県高校野球大会兼第75回春季関東地区大会県予選第8日は3日、清原球場で準決勝2試合が行われ、昨秋8強の文星芸大付が7年ぶり16度目、昨春と昨秋王者の作新学院が3年連続30度目の関東大会出場を決めた。

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 文星芸大付は9-4で青藍泰斗に快勝。同点の三回、伊藤蓮太(いとうれんた)の2点適時打で勝ち越すと、中盤以降も小刻みに加点。守っては3投手の継投で振り切った。青藍泰斗は序盤に一発攻勢で食らい付いたものの、六回以降は打線がつながりを欠いた。

 作新学院は19安打20得点の猛攻で石橋に六回コールド勝ち。初回に広田瑠稀哉(ひろたるきや)の左前2点適時打などで4点を先制すると、六回には打者13人で一挙8得点と試合を決めた。石橋は五回に大金莉久(おおがねりく)の左前適時打などで2点を返したが、反撃はそこまでだった。

 大会最終日は4日午前10時から同球場で決勝を行い、作新学院は2年連続18度目、文星芸大付は7年ぶり9度目の優勝を狙う。

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