Disney+の人気ドラマ『マンダロリアン』と自動車メーカー「フォルクスワーゲン」がコラボレーション

映像製作会社の「Lucasfilm(ルーカスフィルム)」とドイツの自動車メーカー「Volkswagen(フォルクスワーゲン) 」がDisney+の人気ドラマシリーズ『マンダロリアン』にインスパイアされた最新コラボレーションカーを発表した。

https://www.starwars.com/news/volkswagen-the-mandalorian

ルーカスフィルムとフォルクスワーゲンは、2022年5月に開催されたファンイベント<Star Wars Celebration(スター・ウォーズ・セレブレーション)>でDisney+ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』をテーマにした次世代EV(電気自動車)「ID. Buzz」のコラボレーションカーを発表。シリーズ屈指の人気キャラであるオビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーからインスピレーションを得た「Light Side Edition(ライトサイド・エディション)」と「Dark Side Edition(ダークサイド・エディション)」の2台を披露していた。

車好きで知られるルーカスフィルムの副社長/クリエイティブ・ディレクターのDoug Chiang(ダグ・チャン)は、この「スター・ウォーズ」シリーズのコラボレーションカー製作を心底楽しんでいるようだ。彼はスター・ウォーズ公式サイトで「昨年のキャンペーンは大成功だった。『オビ=ワン・ケノービ』仕様車ではライトサイドとダークサイドを表現できて本当に楽しかった。それで今回も新たなアイデアを考えたら素晴らしいものになるに違いないと思った」と今回の『マンダロリアン』仕様車についてコメントしている。

2023年4月7日から10日までイギリス・ロンドンで開催されたファンイベント<Star Wars Celebration Europe(スター・ウォーズ・セレブレーション・ヨーロッパ)>で発表されたのが、ドラマシリーズ『マンダロリアン』をテーマにしたワンボックスタイプのバッテリー式電気自動車「ID. Buzz」の特別仕様車だ(次世代EV「ID. Buzz」は、2024年末以降に日本市場への導入が予定されている)。

マンダロリアンの賞金稼ぎであるディン・ジャリンの戦闘機「N-1スターファイター」にインスパイアされた最新コラボカーは、ボディにメタリックカラーを採用し、オリジナル塗装によるイエローのストライプが施されている。サイドウィンドウとホイールのセンターキャップには、マンドーのベスカーアーマーに入ったマッドホーンの紋章があしらわれているのにも注目だ。さらに、ボディのカラーに合わせて“ID. Buzz”のロゴとテールランプをダークな色合いにするなど、ディテールにもこだわっている。

フォルクスワーゲンのクリエイティブ・プロジェクト・マネージャーのAlexandra Von Schaewen(アレクサンドラ・フォン・シェーウェン)は、「我々にとって『マンダロリアン』の特徴を捉えて車に落とし込むことはすごく重要だった」と語っている。ダグ・チャンは「映像におけるデザインの仕事は、ほとんどがファンタジーに基づいている。その実用性までは考える必要がない。映像の中にのみ存在するから。フォルクスワーゲンチームとの仕事ですごくありがたいのが、そこに命を吹き込み、現実のものにしてくれることだ」と感謝している。

ダース・ベイダーの死から5年後の銀河を舞台に、賞金稼ぎ“マンダロリアン”とフォースの力を秘めた子ども“グローグー”との危険な冒険を描く人気ドラマシリーズ『マンダロリアン』は、シーズン3までDisney+で独占配信中。

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