【ニューヨーク共同】米IBMのクリシュナ最高経営責任者(CEO)は米ブルームバーグ通信が3日までに報じたインタビューで、人工知能(AI)に置き換え可能な職種を将来的に採用を停止するとの見通しを示した。人事などの間接部門を想定しているという。
クリシュナ氏は、顧客と接する業務ではない同社の間接部門の従業員は約2万6千人いるとして「5年間でその30%がAIと自動化によって取って代わられることを想定している」と述べた。この場合、約7800人を減らす計算になる。
ブルームバーグによると、IBMの広報担当者は空いた役職を補充しないことも削減方法の一環になると説明した。