【フィリーズ６－10ドジャース】＠ドジャー・スタジアム
５連勝で地区首位浮上と好調なドジャースは、序盤に最大５点のリードを許すも８回裏に逆転すると、同点とされた直後の９回裏にマックス・マンシーが12号サヨナラ満塁弾を放ち劇的勝利。10対６で対フィリーズ３連戦スイープを決め、連勝を６に伸ばした。ドジャース５番手のブルスダー・グラテロルが１勝目（１敗）をマークし、フィリーズ４番手のクレイグ・キンブレルに１敗目（１勝）が記録されている。
ドジャースは初登板となった先発のギャビン・ストーンが３回まで５失点とメジャーの洗礼を浴びたものの、打線が反撃。ミゲル・バルガスの２号２ランなどで７回裏までに１点差に追い上げると、８回裏にはオースティン・バーンズの２点タイムリーで逆転に成功。９回表にブライソン・ストットのタイムリーで同点を許したが、その裏に一死満塁のチャンスを作るとマンシーが豪快な一発を放ち試合を決めた。
ドジャースのサヨナラ満塁弾は2010年のアンドレ・イーシアー以来13年ぶり。上昇気流に乗っているドジャースだが、直近10年で９度の地区優勝を誇る黄金軍団はこの勝利でさらに勢いを増しそうだ。一方敗れたフィリーズも投手陣こそ崩れてしまったものの、ブライス・ハーパーが戦列復帰後初安打を放つと３安打２四球で５出塁と当たりが出たのは好材料。この３連戦は苦いものとなってしまったが、主砲の打棒が戻れば巻き返すだけの力は十分に持っている。
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