目立った劣化見られず?折れた柵など確認 サポーター転落で10人重軽傷 J3の試合中【続報】

5月3日午後、静岡県沼津市の県営愛鷹競技場で行われたJリーグの試合中にサポーターが観客席から転落し10人が重軽傷を負った事故を受け、警察は4日午前までに転落のきっかけとなった折れた柵などを現地で確認しました。

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折れた柵 試合中サポーター14人が転落した=5月3日撮影、静岡県沼津市

3日午後、沼津市の県営愛鷹競技場で行われた明治安田生命J3リーグアスルクラロ沼津対愛媛FCの試合中に、愛媛の選手が得点を決め、スタンドに駆け寄った際、柵が折れ、サポーター14人が観客席から転落しました。この事故で、愛媛県松山市に住む56歳の女性が左目付近を骨折、その他9人がひじやひざを擦りむくけがをしました。

警察は3日と4日の午前中、転落のきっかけとなった折れた柵などを現地で確認。折れた柵の幅は約10m、柵から地面までの高さは1.25mほどと確認したほか、施設管理者への聞き取りなどを行ったということです。

また、事故後、現場を見た関係者によりますと、柵には腐食などの目立った劣化は見られなかったということです。

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