三重で首切られブラジル女性死亡 男逃走、強盗殺人で捜査

首を切られた女性が発見された三重県鈴鹿市のアパート=4日午前

 3日午後10時15分ごろ、三重県鈴鹿市のアパートに帰宅した住民から「階段の下に女性が倒れている」と119番があった。女性はこのアパートに住むブラジル国籍の工員アイハラ・アルメイダ・ロゼリさん(46)で、搬送先の病院で死亡が確認された。首などに刃物で切られた傷が複数あり、所持品が奪われた疑いもあることから、県警は4日、強盗殺人事件として鈴鹿署に捜査本部を設置した。

 3日午後9時半~同10時ごろに言い争うような声や女性の悲鳴を近隣住民が聞いており、事件後にはアパートから徒歩で逃げる男が目撃されていた。捜査本部は周辺の防犯カメラ映像の解析を進めている。

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