チャールズ国王、6日戴冠式 生活苦に配慮、簡素化

3日、英ロンドンで行われた戴冠式の行進のリハーサル(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英国のチャールズ国王の戴冠式が6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で開かれる。国王は記録的な物価高による国民の生活苦に配慮しているとされ、70年前のエリザベス女王の式典より簡素化。形式も一部変更するとみられている。3日未明には式典前後の行進のリハーサルが行われ、金色の馬車と共に制服姿の兵士らが市内を練り歩いた。

 式典には外国の君主や要人約2千人が列席。日本からは秋篠宮ご夫妻が参列される。

 戴冠式は女王の式典の約3時間から大きく短縮される。王妃がかぶる冠は新調せず、女王の祖母で国王ジョージ5世の妻メアリー王妃が戴冠式でかぶったものを使う。

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