米、新興技術で国際規格主導狙う 新国家戦略発表、G7連携も

 【ワシントン共同】バイデン米政権は4日、人工知能(AI)や量子コンピューター、自動運転などの新興技術で国際規格を主導することを柱とする新たな国家戦略を発表した。投資など四つの重点分野を設定する。米国の消費者保護とともに、国際的な競争力を強化する狙いがある。

 米政権高官は記者団に「G7関連会合などの多国間枠組みを通じて連携に取り組む」と述べた。

 新たな国家戦略は「重要な新興技術の規格に米国が関与することで、経済や安全保障面での強化」が実現できると強調した。具体的にはAIなどのほか、通信や半導体、バイオ技術、インフラ、気候変動対応、サイバー攻撃への対応を挙げた。

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