【パイレーツ２－３レイズ】＠トロピカーナ・フィールド
アメリカン・リーグ最高勝率のレイズとナショナル・リーグ最高勝率のパイレーツが激突した３連戦は、開幕から絶好調のレイズが３連勝でスイープ。開幕32試合で26勝６敗を記録し、早くも貯金を20に乗せた。レイズ先発のザック・エフリンが７回３安打無失点で４勝目（０敗）を挙げ、３番手のジェイソン・アダムは２セーブ目。パイレーツ先発のビンス・ベラスケスは３敗目（４勝）を喫した。
レイズは２回裏にテイラー・ウォールズの５号ソロで先制すると、４回裏にランディ・アロザレーナの８号ソロで２点目。先発のエフリンは10個の三振を奪うなど７回３安打無失点と好投し、８回裏にはヤンディ・ディアスの８号ソロでリードを３点に広げた。しかし、パイレーツも９回表にエラー絡みで二死１・２塁のチャンスを迎え、カルロス・サンタナが反撃の２点タイムリー二塁打。その後、再び二死１・２塁となったが、アダムがコナー・ジョーを空振り三振に仕留め、レイズがなんとかリードを死守した。
メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、開幕32試合で26勝以上を挙げたチームは1900年以降で今季のレイズが７度目。1984年にタイガースが開幕32試合で27勝５敗を記録して以来39年ぶりの快挙となった。開幕32試合で貯金20に到達したのも1984年タイガース（開幕28試合目で到達）以来のスピード記録。なお、貯金20到達の最速記録は1955年ドジャース（開幕24試合目で到達）が保持している。
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