セリエA 第33節 結果まとめ
5月3日から4日にかけて、セリエA第33節の10試合が行われた。
ナポリの優勝阻止に向けて負けられない2位ラツィオは3日にホームでサッスオーロと対戦。14分にフェリペ・アンデルソンのゴールで先制すると、試合終了間際にはトマ・バシッチが追加点を奪い、2-0で勝利。ラツィオの結果によりナポリが試合を行う前に優勝が決まるという状況は回避した。
ナポリは4日にウディネーゼとのアウェイゲームに挑んだ。引き分け以上で優勝が決まる条件だったが、13分に先制点を許してしまう。それでも後半に入り52分、ヴィクター・オシムヘンが味方のシュートのこぼれ球を押し込み同点とする。その後スコアは動かないまま1-1でタイムアップを迎え、ナポリが33シーズンぶり3度目のスクデット獲得を達成した。
上位争いでは、レッチェをホームに迎えたユヴェントスは15分にレアンドロ・パレデスが先制点を奪取。一度はPKで追いつかれたものの、ドゥサン・ブラホヴィッチが勝ち越しゴールを奪い2-1で勝利を収めた。ヴェローナとのアウェイゲームに挑んだインテルは大量6ゴールを奪って快勝。31分にOGで先制すると、エディン・ジェコとラウタロ・マルティネスが2ゴールずつを奪うなど、効果的にゴールを重ねた。
ミランは降格圏の19位に沈むクレモネーゼと対戦。前半から何度もチャンスを作りながら得点を奪えずにいると、77分に先制点を許してしまう。後半アディショナルタイムにジュニオール・メシアスが同点ゴールを奪い1-1の引き分けに持ち込んだものの、1ポイントしか積み上げることができなかった。
ローマは3連勝中と好調のモンツァとアウェイで対戦。24分にステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制するが、39分に1点を返され、1-1の引き分けに終わった。アタランタはスペツィアに先制されたものの、3点を奪い返して優勢に立ち、相手の反撃を1点に抑えて3-2で勝利。
2位ラツィオ、3位ユヴェントスは変わらず、インテルとアタランタが4位、5位に浮上、ミランとローマが5位、6位に後退している。
フィオレンティーナをホームに迎えたサレルニターナは、ブライエ・ディアがハットトリックの活躍を見せたものの、ゴールを奪うたびに追いつかれて3-3の引き分け。最下位サンプドリアはトリノに0-2で敗れ、これで直近6試合未勝利となった。エンポリ vs ボローニャは、開始早々にOGで先制したエンポリが3-1で勝利を収めている。
[セリエA第33節 結果]
アタランタ 3-2 スペツィア
ユヴェントス 2-1 レッチェ(試合ハイライトはこちら)
サレルニターナ 3-3 フィオレンティーナ
サンプドリア 0-2 トリノ
ヴェローナ 0-6 インテル(試合ハイライトはこちら)
ラツィオ 2-0 サッスオーロ
ミラン 1-1 クレモネーゼ(試合ハイライトはこちら)
モンツァ 1-1 ローマ(試合ハイライトはこちら)
エンポリ 3-1 ボローニャ
ウディネーゼ 1-1 ナポリ(試合ハイライトはこちら)