華道教室生徒の作品展 それぞれの美を表現 古川さん親子主宰

季節の花などを用いた作品が並ぶ池坊若鮎会花展=伊万里市民センター

伊万里市 伊万里市大川内町の華道家古川守彦さん(79)と幸司さん(45)親子が主宰する教室の社中展「第11回池坊若鮎会花展」が4日、伊万里市民センターで始まった。季節の花などを用いた作品約50点が競演している。5日まで。

 教室に通う生徒の2年に1度の発表の場で、新型コロナウイルス禍による中止を挟んで4年ぶりに開かれた。ヒマワリやカキツバタ、アジサイ、シャクヤクなどを使い、それぞれの美を表現している。幸司さんは「コロナ下、生徒たちは植物とじっくり向き合い、心を通わすことができたようです」と話す。

 会場では、伊万里高と伊万里実高の茶道部員による茶のもてなしもある。(青木宏文)

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