二死満塁から2点適時打!打率.333と打撃好調の井上広大&小野寺暖&島田海吏が争う右翼奪取へ岡田監督も無視できない阪神2軍に潜む逸材とは!?

井坪陽生が2点タイムリーヒットで打率.333

5月4日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「1番・左翼」で先発出場した井坪陽生は、4打数1安打2打点。一時勝ち越しの2点タイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

5回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った井坪陽生は、ソフトバンクホークス2番手・椎野新の初球146kmストレートをセンターへ弾き返す一時勝ち越しの2点タイムリーヒットを放った。

井坪陽生は、関東第一高校から2022年度ドラフト3位で阪神タイガースに入団。プロでの実戦デビューから新人らしからぬ打撃を見せ、ウエスタン・リーグ開幕後も打撃好調を維持。ここまで一度も打率3割以下に落ちることなく、コンスタントに結果を出し続けている。

ルーキーらしからぬ打撃でヒットを量産する井坪陽生に対し、岡田監督も無視できない存在となっており、ミエセスに続いて1軍昇格の可能性も十分秘めている。

ドラ1ルーキー森下翔太が2軍に降格してからライトのポジションは固定されず、井上広大、小野寺暖、島田海吏がライトスタメン争いを繰り広げている。レフトのノイジーも打撃が下降気味と井坪陽生が外野スタメン争いに割って入る隙がある状況だ。

井坪陽生が1軍昇格を果たし、若き打棒で阪神タイガース打線の起爆剤として躍動できるか注目だ。

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