<高校野球>昌平が初V、6―2で浦和学院を下す 秋春制覇 序盤6点奪い、浦和学院は2点返すのが精いっぱい

昌平―浦和学院 3回表昌平2死二、三塁、桜井が左翼線上へ2点二塁打を放つ。捕手篠塚

 春季高校野球埼玉県大会最終日は4日、県営大宮球場で決勝を行い、昌平が6―2で浦和学院を下して初優勝を飾るとともに秋春制覇を達成した。

 昌平は一回に山根の右前タイムリーなどで2点を先制。三回には斎藤、桜井の2点二塁打で4点を奪い、浦和学院を突き放した。先発の佐藤立が6回1失点、2番手渡辺俊が3回被安打2、1失点と好投し、最少失点にとどめた。

 浦和学院は、先発伊藤と2番手渡辺が三回までに6点を失った。四回以降は渡辺が立ち直ったが、序盤の失点が重くのしかかった。打線は相手投手陣に手を焼き、2点を返すのが精いっぱいだった。

 昌平と浦和学院は、関東大会(20~23、27、28日・神奈川)に出場する。

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