アサリいっぱい! 潮干狩りに子どもら歓声 諫早・金崎海岸 GW初日に2500人

収穫を楽しむ親子連れ=諫早市高来町、金崎海岸

 小雨交じりの曇り空が広がった大型連休後半2日目の4日、諫早市高来町の金崎海岸で市内外から多くの親子連れなどが雨具姿で潮干狩りを楽しんだ。
 春の風物詩として諫早湾漁協が、約10年前から続けている恒例のイベント。今年も同漁協で管理する約500平方メートルの漁場に約12トンのアサリを放流し、育ててきた。
 例年、1日平均千人が訪れているが、今年は初日だけで過去最多の約2500人が来場。潮が引いた海で砂を掘り、アサリが見えると、子どもたちは歓声を上げて、次々とかごに入れていた。
 佐賀県吉野ケ里町から親戚8人で訪れた馬場幸紀さん(10)は「初めて来たが、貝がいっぱいいて楽しい」と満面の笑みで話した。
 同海岸での潮干狩りは7日まで(天候次第で中止あり)。大人千円、小中学生500円で、アサリ3キロまで持ち帰ることができる。問い合わせは同漁協(電0957.34.2244)。

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