“ステディ”古江&“攻める”笹生ペアも最終ホールで惜敗

大会初出場の古江彩佳(右)と笹生優花(撮影/村上航)

◇米国女子◇ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 初日(4日)◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇6550yd(パー72)

古江彩佳は「最初は自分たちが獲って、イーブンに戻されて、リズムに持っていけない状況が続いていた。自分としてはショットが悪かった。バーディチャンスにつけて相手にプレッシャーをかけられていたら…」と悔しそうに振り返った。

笹生優花とのペアはタイのアタヤ・ティティクル&パティ・タバタナキットに惜敗。6番で笹が、11番で古江がバーディを奪い、2度のリードも逃げ切れなかった。

緊張の様子で1番ティを歩き出した(撮影/村上航)

「私がステディ(安定)にいけるように、優花に攻めてもらってという感じ」。攻守を明確にした初戦だったが、ポイントにはつながらなかった。

オールスクエアで迎えた最終18番パー5は2人のバーディパットが外れた後、タバタナキットのイーグルパットが20cmに寄って日本がコンシード(OK)。1ダウンで惜しくも敗れた。

笹生優花も気持ちを切り替えた(撮影/村上航)

笹生は「ティショットは良かったが、セカンドが良くなかった。18番は相手(タバタナキット)もラフからしっかりと寄せてきたのが、うまい」とたたえた。ホールアウト後は畑岡奈紗と渋野日向子のペアを2人で応援。ロープのすぐ外から声を上げて背中を押した。

古江彩佳「相手が良かった」とたたえた(撮影/村上航)

古江は「しっかりと気持ちを切り替えて。日本チームで2ポイント取れるようにしたい」。日の丸にかけてポイントを奪いにいく。(カリフォルニア州サンフランシスコ/玉木充)

動画:2023年 ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 初日 古江彩佳&笹生優花 ハイライト動画はオリジナルサイトでご覧ください

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