子育て世代の8割超が育児環境に地域間格差を感じているとの調査結果を、民間会社が5日までに発表した。子どもの医療費助成や保育サービスの内容は自治体によって異なっており、担当者は「物価高を背景に、子育て世代が、これまで以上に行政サービスの格差を感じやすくなっているのではないか」と話す。
調査を実施したのは、ふるさと納税仲介サイトを運営する「トラストバンク」。今年2月、小学生以下の子どもを持つ20~49歳を対象にインターネットで行い、1077人から回答を得た。
子育て環境に関して地域間格差があると思うかという質問に、34%が「とてもそう思う」、50%が「まあそう思う」と答えた。