無縁遺骨、自治体が6万柱保管

 各地の市区町村が庁舎内などで、引き取り手のない「無縁遺骨」を計約6万柱保管していることが5日までの総務省調査で分かった。身寄りのない独居高齢者らが死亡し、市区町村が葬儀を行ったものの、遺骨の引き渡し先が見つからなかったケースが多い。人のつながりが希薄化し、今後の増加が見込まれる一方、保管を巡る統一ルールは未整備。現場は国に検討を求めている。

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