JR仙台駅東口に不審物 爆発物の可能性も

不審物の回収作業を行う警察官=5日午後2時9分、JR仙台駅東口

 5日午前11時10分ごろ、仙台市宮城野区榴岡のJR仙台駅東口のペデストリアンデッキ(歩行者用通路)で、鉄パイプ状の不審物を清掃員の男性が発見し、近くの交番に届けた。宮城県警の機動隊が出動し、防護服を着用した隊員が特別な機器に入れて回収。仙台東署は爆発物の可能性もあるとみて捜査している。

 署によると、不審物は長さ約40センチ。片方はふさがれ、もう片方も黒いビニールテープが何重にも巻かれ、電気コードのようなものが数センチ飛び出ている状態だった。エックス線を照射するなどして不審物の中身を調べるとともに、現場周辺の防犯カメラ映像の解析も進める。

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