人体の仕組み 楽しみながら理解 岡山で体験型イベント、7日まで

 体の仕組みを体験型展示で紹介する「超からだのひみつ大冒険」の会期は7日限り。会場のコンベックス岡山(岡山市北区大内田)には終盤の5日も多くの親子連れらが訪れ、多彩なアトラクションを楽しみながら、神秘に満ちた人体の機能や構造などへの理解を深めた。

 親子らは、巨大な人間の形をしたバルーン(全長約5メートル)に口から入り、胃や腸など消化器官の位置や仕組みを確かめながら体内を“探検”。ほかにも肺を模した風船をポンプで膨らませるゲームを家族で楽しんだり、くしゃみの勢いを体感できるマシンの強風に叫び声を上げたりしていた。動物の心臓の音を聞き比べるコーナーも人気を集めた。

 家族で訪れた岡山市立御南小6年男子(11)は「アトラクションが多くて面白かった。鼻の穴が二つある理由を知って勉強になった」と笑顔だった。

 午前9時~午後4時。3歳~小学生は千円、中学生以上は1400円。2歳以下は無料。コンベックス岡山、テレビせとうち、ティ・シー・シー、山陽新聞社主催。

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