神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は5日、横浜スタジアムで準決勝2試合が行われ、相洋と慶応が決勝進出を決め、県内で開催される春季関東大会(20日から6日間)の出場権を獲得した。相洋は23年ぶり3度目、慶応は9年ぶり8度目の出場。
相洋は初回に無死から3連打を集めて1点を先制し、川嶋大輝(3年)の右翼犠飛でさらに1点を追加した。先発の2年生左腕中島翔人が9安打されながらも8回3分の1を無失点でしのぎ、東海大相模に2─1で競り勝った。決勝進出は27年ぶり。
慶応は初回に丸田湊斗(3年)の適時三塁打などで2点を先制。五回には渡辺憩(同)が満塁本塁打を放ち、リードを広げた。先発の鈴木佳門(2年)は6回1失点と好投。7─2で横浜隼人を破った。
6日は午前10時から同スタジアムで隼人─東海の関東大会出場決定戦を行い、午後1時から慶応─相洋の決勝を実施する。