岡山市の後楽園、岡山城をライトアップする「春の幻想庭園」「春の烏城灯源郷」は7日の会期末まであとわずか。5日も大勢の家族連れやカップルらが光に包まれた神秘的な世界を堪能した。
後楽園では、沢の池にこいのぼり3匹を浮かべて明かりをともし、芝生エリアを赤や青、黄に輝く風車(かざぐるま)200本で彩った。母親と訪れた岡山大の3年生(20)は「日本の伝統文化を感じさせるライトアップばかりで、とても美しいですね」と話していた。
岡山城の天守閣前広場周辺では、まりを模した色鮮やかな照明や、満開の桜を表現したプロジェクションマッピングが華やかな雰囲気を演出した。
いずれも午後6時~9時半(入場は同9時まで)。幻想庭園は岡山県、後楽園魅力向上委員会が主催し、岡山市と山陽新聞社が共催。烏城灯源郷は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委員会が主催。