<青・黄・紫…いつもと違う「母の日」に> 生花チェーンなど定番以外も

[1]=ヒマワリを青の包装紙で引き立てる青山フラワーマーケットの商品(パーク・コーポレーション提供)[2]=紫のスターチスなどでカラフルに仕上げた花キューピットの商品(同社提供)[3]=日比谷花壇の爽やかな青のアジサイ鉢(同社提供)

5月14日の「母の日」に向けて、生花店チェーンなどは、ヒマワリや紫のスターチスなど定番の赤やピンクのカーネーション以外にも色や品目の選択肢を広げている。母親のイメージに合わせて贈りたいというニーズの多様化に対応する。

青山フラワーマーケットは、花束やアレンジメントを3色で展開する。定番の赤、ピンク系に加え、ヒマワリやオレンジ色のカーネーションを青い包装紙で引き立たせる「オレンジ・ブルー」を選択肢にした。母親像の多様化に応える。花束「ブーケディライト」Mサイズが3850円。

生花店ネットワークの花キューピット(東京都品川区)の売れ筋ギフト「華やかなアレンジメント」(4400円)は、ピンクのカーネーションを中心に紫のスターチスをちりばめ、カラフルな印象だ。特徴的な配色でいつもと違う「母の日」を演出する。

日比谷花壇(港区)は定番のピンク系のカーネーションとバラのアレンジメントを主軸にする一方、青いアジサイ鉢「コンペイトウブルー」(6050円)や紫色のカーネーション切り花「ムーンダスト」の花束(7700円)など豊富な色と種類をそろえる。

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