滋賀県近江八幡市安土町の沙沙貴神社で、「ナンジャモンジャ」の愛称で親しまれているヒトツバタゴが満開となった。
モクセイ科の落葉樹。1枚の花びらが四つに分かれて、4枚の花びらに見える姿に「何だこれは」から「ナンジャモンジャ」になったとも言われている。
同神社では1988年に5本を植え、今では駐車場や参道などで計10本が境内を彩る。今年は3月から暖かい日が続き、例年に比べて1週間ほど早く咲き始めた。5月10日ごろまで楽しめるという。
爽やかな青空の下、参拝者は無数の白い花が粉雪が降り積もったように枝葉を覆う姿に「もこもこしてかわいい」と話しながらカメラを向けていた。