過疎地の情報包括サイトを開設 「田舎マップ」高知から

過疎地域の情報を包括するサイト「田舎マップ」に掲載された、高知県室戸市の特産品や観光スポット

 過疎地域の産品や歴史といった情報を包括するサイトをつくり、都市部の人に関心を持ってもらおうと、横浜市職員松本哲児さん(47)らが「田舎マップ」と名付けたウェブサイトを開設した。松本さんは「過疎地には何もないと思われていることを変えたい」と話し、今後全国に885ある過疎自治体を対象に広げていくという。

 田舎マップはその土地の概要や特産品、飲食店や宿泊所、観光スポットが一括で見られるサイトで、松本さんら3人が独自に運営する。4月末に手始めとして出身地である高知県室戸市のサイトを公開した。

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