「こどもの日」にちなみ、佐賀市の佐賀城本丸歴史館で5日、甲冑を身につける体験イベントがあった。子どもたちはよろいかぶとを着て、武士気分を味わった。
体験した子どもは職員に胴や垂れ、小手などのよろいを着せてもらい、かぶともかぶった。誇らしそうな表情で刀を構えたり、こぶしを握ったりして記念撮影をしていた。
祖父、父、母も一緒に体験した高木瀬小3年の川辺拓海君は「みんなかっこよかった。強くなった気分」と笑顔。思斉小2年の夏秋勇乗君と洸星君（6）は、きょうだいで青と赤のよろいかぶとを着た。勇乗君は「みんなに見られて緊張した」、洸星君は「ちょっと重くて肩が痛かった」と話した。
同館では7日までけん玉など昔遊びができる。入館料無料。（草野杏実）
