茨城・常陸太田市 水府に運動公園整備へ 芝の広場やフットサル場

町田運動公園のイメージ図(常陸太田市提供)

茨城県常陸太田市は、同市町田町の旧水府幼稚園跡地に、「町田運動公園」を整備する。市内初のフットサル場やフレイル対策の健康遊具などを整備。市民の憩いの場や多世代の交流拠点、健康増進につなげる場を提供することで、水府地区の交流人口の拡大と地域の活性化を目指す。

水府総合センター近くの県道沿いで、全体計画面積は1万4567平方メートル。天然芝の運動広場4474平方メートルと、市内で初めてのフットサルコート1面(人工芝、1612平方メートル)を整備。ナイター照明付きで夜間の使用も可能にする。

ウオーキングなどを楽しめる長さ400メートル、幅2.5メートルのリフレッシュロードを整備。このうち、短距離走ができる100メートル走路3レーンを設置。運動広場側にはベンチ式の観客席を設ける。

ほかに交流スペースの休憩施設(倉庫、トイレ付き)1棟や屋外トイレ1基、子ども遊具(インクルーシブ)2基に、足腰を鍛錬できるフレイル対策の健康遊具6基を設置する。駐車場は普通車44台と障害者用4台分を確保する。

2025年の完成を目指す。概算事業費は4億1500万円で、過疎債を充てる予定。

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