ホーム埼スタで6万人のサポーターと共に…浦和、きょうACL決勝第2戦 「1戦目」意識せず、勝ち切りVへ

ACL決勝第2戦を前に記者会見に臨んだ浦和のスコルジャ監督(左)と興梠=5日、埼玉スタジアム

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で5大会ぶり3度目の栄冠を狙う浦和は6日、ホームアンドアウェーによる決勝第2戦でアルヒラル(サウジアラビア)と対戦する(18時・埼スタ)。

 試合を翌日に控えたチームは5日、大原サッカー場で実施した全体練習を冒頭の15分間公開。海外メディアも大挙し見守る中、全選手が参加して汗を流した。

 午後に埼玉スタジアムで行われた前日会見でスコルジャ監督は「チームワークが重要になる。協力し合って、戦術を実行すること。しっかり仕事をすることが重要であり、1戦目の結果は考えない方がいい」とアウェーゴールは意識せず戦う姿勢を示した。

 第1戦で同点ゴールを決めた興梠が、選手代表として会見に参加。「ホームででき、6万人近いサポーターが来てくれる。その大勢のサポーターの前で0―0でいいんだという思いは捨てないといけない」と話した。

 アルヒラルのディアス監督は「自分たちは日本のチームに勝つために来ているので、カップを持って帰りたい」と意気込んだ。

 浦和は日本時間4月30日に行われた第1戦を1―1で引き分けた。第2戦の勝者が通算3度目の優勝をつかみ、引き分けるとアウェーゴール数で勝敗が決まる。1―1の場合のみ延長戦に突入する。

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