夫婦トラブルで110番 殺害のブラジル女性、三重

 三重県鈴鹿市のアパートで殺害された住人のブラジル人女性(46)が昨年11月、夫婦トラブルについて110番していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。県警は強盗殺人事件との関連を慎重に調べている。

 捜査関係者によると、工員のアイハラ・アルメイダ・ロゼリさんが当時住んでいた同県四日市市の自宅に警察官が駆け付け、トラブルはその場で解決した。

 アルメイダさんは3日夜、首などを刃物で切られ、アパートの外階段の下で倒れているのが見つかった。搬送先の病院で死亡が確認された。現場から所持品が持ち去られており、県警は4日、強盗殺人事件と断定し、鈴鹿署に捜査本部を設置した。

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