チャールズ国王、笑み浮かべ入場 雨天の中、馬車でパレード

馬車で戴冠式に向かうチャールズ英国王、右はカミラ王妃=6日、ロンドン(共同)

 【ロンドン共同】裾の長いローブをまとったチャールズ英国王が、時折笑みを浮かべながら、ゆっくりと会場に入場した。ロンドンのウェストミンスター寺院で6日に挙行された国王の戴冠式。あいにくの雨天の中、国王夫妻は直前に会場周辺を馬車でパレードした。

 国王がカミラ王妃と乗ったのは、母エリザベス女王の即位60年を記念して2012年に製作され、上部に王冠型の飾りをあしらった馬車。近衛兵らが前後に隊列を組み、バッキンガム宮殿から首相官邸、英議会議事堂の大時計「ビッグベン」の前を通る2キロ余りのルートを進む。国歌が演奏される中、夫妻はリラックスした様子で観衆の歓声に応えた。

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