ハーフパイプに13歳新星 札幌の工藤璃星選手 コーチの父とミラノ五輪目指す

札幌市内の練習場で技を磨く工藤璃星選手(桶谷駿矢撮影)

 スノーボードの女子ハーフパイプで、将来有望な13歳の新星がいる。札幌北白石中2年の工藤璃星(りせ)選手(ホクトスポーツ)。昨季の全日本選手権で初出場初優勝を果たし、今季の世界ジュニア選手権出場も視野に入れる。コーチを務める父佳人さん(55)は、北京冬季五輪金メダリストの平野歩夢選手(24)=TOKIOインカラミ=を幼少期に指導した経験を持つ。高難度の技を武器に、親子で2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪への道を描く。

© 株式会社北海道新聞社