北京冬季五輪は69億円の黒字 IOCは剰余金を提供

2022年2月、開会式前のアトラクションに登場した北京冬季五輪のマスコット「ビンドゥンドゥン」(中央)=北京

 国際オリンピック委員会(IOC)は6日、昨年2月の北京冬季五輪の収支が5200万ドル(約69億7千万円)の黒字になったと発表した。大会組織委員会から報告があったという。IOCに分配される剰余金1040万ドルを冬季競技などの発展のために中国オリンピック委員会に提供する。

 IOCのバッハ会長は新型コロナウイルス禍での開催となった北京五輪について「世界的なパンデミックにもかかわらず、組織委員会が財政的に黒字で大会を開催したことを祝福したい」とコメントした。(ジュネーブ共同)

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