コスプレーヤー街なか染める 宇都宮で「とちてれアニメフェス」

コスプレーヤーでにぎわうオリオン通り。市市民芸術祭の展示も行われた

 【宇都宮】北関東最大級のアニメの祭典「とちてれ☆アニメフェスタ」が6日、江野町のオリオンスクエアなどで始まった。10周年を迎える一方、初めて市民芸術祭メディア芸術部門と連携。県内外からファンやコスプレーヤーらが集まり街なかをアニメで染めた。7日まで。

 とちぎテレビ、オリオンスクエア、市文化協会の主催。午前中から多くの人出があり「2万人規模だった新型コロナウイルス禍前とほぼ同じ」(関係者)というにぎわいを見せた。

 会場では本県出身の声優鈴木杏奈(すずきあんな)さんや阿部敦(あべあつし)さん、茅原実里(ちはらみのり)さんらのトークショーやライブなどが行われた。

 コスプレは2日間で延べ約千人の申し込みがある人気ぶり。オリオン通りはお気に入りのキャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤーであふれた。一方、市民芸術祭メディア芸術部門の6団体もオリオン通りで、イラストや漫画、映像などを展示した。展示は6日のみ。

 那須塩原市関谷、高校2年、八木沢梨里花(やぎさわりりか)さん(16)は「好きなコスプレーヤーがいるので来ました。異次元で最高」と楽しんでいた。

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