吉田正尚が憧れのハーパーと対面 サイン入り実使用バットをゲット

日本時間5月7日、15試合連続安打と好調を維持している吉田正尚(レッドソックス)はフィリーズ戦の試合前に憧れのブライス・ハーパーとの対面が実現した。日本では背番号「34」を着用し、飼っているフレンチブルドッグに「ハーパー」と名付けていた吉田。ハーパーから昨年のリーグ優勝決定シリーズで使用したサイン入りバット、ハーパーの顔が描かれたバット、さらにはサイン入りのスパイクもプレゼントされ、「間違いなく僕の宝物になります」と大喜びだった。

吉田がハーパーに憧れるようになったのは大学生活の最後の年だったという。「本当に魅力的な選手で、素晴らしいスイングをしていたので、僕は彼のファンになりました。僕より1歳だけ年上なのに、すでにメジャーの試合に出て活躍していましたから」と吉田。ハーパーは吉田が日本でプレーしていたときにもユニフォームをプレゼントしており、吉田は嬉しそうな表情でそのユニフォームを持った写真をSNSに投稿していた。

ハーパー自身はヤンキースのスーパースターだったデレック・ジーターやバーニー・ウィリアムスに憧れていたため、それと同じように吉田が自分に憧れてくれていることをとても嬉しく思っているという。「本当にクールなことだよ」とハーパー。「若いころは誰かに憧れたり、誰かの真似をしたりするもの。他人に影響を与えることができるというのは、とてもクールなことだと思う」と語った。

ハーパーはさらに、早くもメジャーに適応した吉田の活躍を「彼は最初の数週間で成功を収めている。ボストンが厳しい場所であるというのはみんな知っていると思うけれど、そこで成功を収めているのは凄いと思う」と称賛。一方、吉田はトミー・ジョン手術からの復帰後、本拠地での初打席で地元ファンから大歓声を受けたハーパーについて「打席に立つとファンを沸かせることができるのは、本当のスーパースターだと思います」と話している。

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