歌う喜び込めて 女声コーラスが45周年演奏会 40年超のメンバーも/岡山・津山市

岡山県津山市の「津山女声コーラス水曜会」(中田尊子代表)の45周年記念演奏会が同市新魚町のベルフォーレ津山で開かれ、歌う喜びを込めた美しいハーモニーが多くの聴衆を魅了した。

5年に一度の定演で、メンバー16人が出演。鈴木英子さんの指揮により、「空よ」「いのちの歌」「糸」、女声合唱組曲などを3部構成で披露した。中には40年を超えて歌い続けているメンバーもおり、歌えることの幸せや感謝の気持ちを表現した豊かな響きがホールを包んだ。

訪れた人たちは“歌の力”を感じながら静かに耳を傾け、大きな拍手を送っていた。第2部では、若手ピアニストとしてご活躍している竹内彩佳さんの演奏があった。

同会は1976年に結成。昨年11月に定演を行う予定だったが、コロナ禍のため開催を延期していた。練習は毎週土曜日に大谷の中央公民館で行っている。

© 津山朝日新聞社