TVerでの好成績を視聴率に反映させたい橋本環奈&山田涼介出演の「王様に捧ぐ薬指」

Hey!Say!JUMPの山田涼介が出演しているドラマ「王様に捧ぐ薬指」がかなり善戦している。視聴率こそ物足りないが、TVerの見逃し配信ではかなりの好成績を残しているのだ。

わたなべ志穗氏の同名人気マンガが原作で、女優の橋本環奈の地上波初主演ドラマとしても注目されている。橋本演じる貧乏な絶世美女・羽田綾華と、山田演じるツンデレ御曹司・新田東郷が繰り広げる胸キュンラブコメディーだ。

山田は相手役とはいえ、これまで山田の出演したドラマは厳しい視聴率のものが多く、今回も放送前には不安視されていた。初回放送が7・5%で2話目が6・1%と1月クールの同時間帯ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の時の数字よりも、やや低いところで推移している。それでも評価されているのは見逃し配信での数字だ。

ある芸能関係者は「視聴率こそ物足りませんが、TVerのお気に入りの数や再生ランキングではかなり上位に来ているんです。木村拓哉主演の『風間公親‐教場0‐』は100万人を超えてますが、『王様に捧ぐ薬指』もあと一歩で100万人とかなりな人数を伸ばしている。再生ランキングでも常に上位にきていて、評価も高いんです」。

橋本演じる綾華と山田演じる東郷が回を追うごとに少しずつだが、お互いに引かれていく様子や、2人の距離が縮まっていく様子が映し出され、SNSなどでも話題になることも多くなっている。「ネット上では2人のちょっとした仕草も話題になることも多い。そのあたりがTVerでの見逃し配信の数にも表れているのでは」と同関係者。

TVerでの好評ぶりが視聴率の上昇に反映される時がくるか。

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