米ベテラン俳優 『地獄の黙示録』撮影のフィリピンで流砂に沈みかける!大物俳優が“命の恩人”だった

俳優エミリオ・エステベス(60)は、流砂で溺れかけたところを俳優ローレンス・フィッシュバーン(61)に助けられたという。1979年の名作『地獄の黙示録』の撮影で、父親のマーティン・シーンとフィリピンに滞在中、当時10代だったエミリオは共演者のローレンスとボートでの冒険に出かけたところ、危険な状況に陥ったという。

『ザ・ジェニファー・ハドソン・ショー』にマーティンと一緒に出演したエミリオは、こう振り返った。「私たちは知り合ってまだ2、3日しか経っていなかったんだけど、彼(ローレンス)が『この小さなボートがあるから、乗ってみようよ』って言ってきたんだ。私は『いいよ』って言った。当時は2人とも14歳だった」

「それで一緒にボートに乗ったんだけど、岸に近づきすぎて、私が『じゃあ、飛び出してみようか、沖に押し出すよ』って言った。でも 飛び出したら、流砂のような泥だったんだよ」「私が沈みかけていたのを、フィッシュバーンが見て、『手を掴め』と言っているのが見えた。そして、彼は私をボートの上に引き上げてくれた。それ以来、お互い絆を深めていったんだ」

マーティンは、2012年にエミリオと共同で執筆した回想録『アロング・ザ・ウェイ』を読むまで、この事件について全く知らなかったという。「そういえば、少し前に父と息子の回顧録を一緒に書いたんだけど、その本を読んでこの事件を知ったんだ。全然そんなことがあったなんて知らなかったよ」「そして、息子の命を救ってくれたフィッシュバーンにお礼の電話をしたんだ」

マーティンは以前、エミリオやチャーリー・シーンら他の子供たちについて「私は自己中心的で、彼らが俳優になりたがっていることに気がつかなかった」と話していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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