【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州アレンのショッピングモールで6日、銃乱射事件があり、計8人が死亡、重体3人を含む7人が負傷した。地元当局が明らかにした。病院によると、負傷者には5歳の子どもが含まれる。容疑者は単独犯とみられ、現場に居合わせた警察官が射殺した。警察が詳しい状況を捜査し、犯行動機の解明を急いでいる。
銃撃があったのは午後3時半ごろ。現場のショッピングモールは同州ダラス中心部の北約40キロにあり、週末の6日は多くの買い物客らでにぎわっていた。
モールの駐車場で撮影された車載カメラの映像では、容疑者は車から降りてすぐ歩道にいる人に向け銃撃を始めた。殺傷能力が高いAR15型ライフルを持ち、予備の弾倉を装備していたとの情報もある。
在ヒューストン日本総領事館によると、日本人が被害に巻き込まれたとの情報は入っていない。
、非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると、米国で4人以上の死者を出した銃撃事件は今年に入り約20件発生している。