ワッツ 完敗 今季最多104失点/B2プレーオフ初戦

【アルティーリ千葉-青森ワッツ】第2クオーター、必死にゴールを守るワッツの選手たち(白のユニホーム)=千葉ポートアリーナ
【アルティーリ千葉-青森ワッツ】第4クオーター、ゴール下に切り込むワッツのPG常田⑰

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)は6日、各地で2戦先勝方式のプレーオフ準々決勝4試合を行った。青森ワッツ(東地区5位、ワイルドカード)は、千葉市の千葉ポートアリーナでアルティーリ千葉(東地区1位)との第1戦に臨み、68-104と今季最多失点で敗れた。

 ワッツは第1クオーター(Q)、動きに硬さが見られ、ミスから攻守が入れ替わるターンオーバーは早くも七つに。シュートが決まらず9得点にとどまる一方、A千葉に4本の3点シュートを許すなど内外から猛攻を受け、いきなり9-33と大差をつけられた。

 ゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスに切り替えた第2Q以降は徐々にワッツらしさを取り戻したものの、このQでPG池田が退場処分、第3Qには得点源のPFモンゴメリーがけがの影響でベンチに下がるなど予期せぬ事態に見舞われ、攻勢に転じることはできず。序盤の大量失点が最後まで重くのしかかり、大敗を喫した。

 このほか、長崎ヴェルカ(西地区2位)が熊本ヴォルターズ(同3位)に勝ち、準決勝進出を決めた。

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