来館者数2万5千人突破 ヨシタケシンスケ展かもしれない

小谷総局長から記念品を受け取り、笑みをこぼす小谷麻琴さん(中央)と弓子さん(右)=6日、倉吉博物館

 倉吉博物館で開催中の絵本作家ヨシタケシンスケさんの展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」(倉吉市、新日本海新聞社、朝日新聞社、白泉社主催、倉吉信用金庫特別協賛)が6日、来館者数が延べ2万5千人となり、節目の来館者となった倉吉市の成徳小4年、小谷麻琴さん(9)に記念品が贈られた。同展は7日が最終日。

 麻琴さんは「本を読むのが好きで『りんごかもしれない』が気に入っている」と照れ笑い。新日本海新聞社中部本社の小谷和之総局長が「ヨシタケさんの発想を“心の栄養補給”にしてください」と話し、最新作の絵本『ぼくはいったいどこにいるんだ』や3連ポーチセットを手渡した。

 麻琴さんと一緒に訪れた母親の弓子さん(41)は「ヨシタケさんの絵本を読むとものの見方が変わっておもしろい」と話し、親子2人でヨシタケさんの「頭の中」をテーマに構成されている展覧会を満喫した。

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