株式会社ICOMAが5日から先行オーダーメード抽選販売を開始した、変形できる電動バイク「ICOMA タタメルバイク」が、SNS上で「なにこれぇ！」「ほしいぞこれ」「もうこれはトランスフォーマーなんだわ！」と話題を呼んでいる。
日本の変形玩具から着想した同バイクは、最新テクノロジーが集結する世界最大規模の展示会「CES 2023」でイノベーションアワードを受賞。コンパクトなサイズに変形できることで、これまでバイクが入りこめなかった生活シーンへの溶け込みが期待される。また、今後機能をさらに追加することで、防災用ポータブル電源や太陽光パネルによる自家発電など、これまでにないさまざまな可能性を秘めている。
公式サイトによれば、通常時の車体は全高1000mm、全長1230mm、全幅650mm。しかし、これを折りたたむことで、全高690mm、全長690mm、全幅260mmという机の下にも入ってしまうトランクケースサイズに。自宅のコンセントなどで充電でき、3時間の充電で約30kmの走行が可能。普通免許で運転できる「原付一種」で、車体の重量は57kg（バッテリー込／サイドパネル除く）となっている。
実は、同社の代表取締役社長・生駒崇光氏は、株式会社タカラトミーで「トランスフォーマー」の海外事業を担当。2021年に「ICOMA Inc.」を創業した経歴を持つ。これにはSNSでも「ガチの人やんけ」「トランスフォーマー担当者なら納得だわ」などの声が寄せられた。
オーダーメードでは、左右のパネルやフロントセンターパネルへの特殊印刷加工、オリジナルカラーの塗装をメインに、自分だけのデザインを具現化できる。専用フォームからエントリーする抽選販売制で、販売価格は55万円（税込／送料別途／ベースオーダーメード費用）。
公式ホームページ : https://www.icoma.co.jp/
（よろず～ニュース・藤丸 紘生）
