ファジ、首位町田と1―1 一人一人の戦う姿勢が光る

前半、先制ゴールを決め喜ぶチアゴアウベス(左)=町田GIONスタジアム

 明治安田J2第14節(7日・町田GIONスタジアムほか=11試合)前節7位のファジアーノ岡山は首位の町田と1―1で引き分け、連勝は2でストップした。勝ち点21(4勝9分け1敗)で順位は9位。

 大分は金沢に4―3で競り勝ち、首位と2差の勝ち点28で2位に浮上。長崎は東京Vとの上位対決に1―2で敗れて連勝が5で止まり、両チームが勝ち点26で並んだ。清水は9―1でいわきに圧勝した。

町田1―1岡山

前半0―1

後半1―0

 【評】ファジアーノ岡山は敵地で勝ち点1をもぎ取った。前半16分、相手DFの裏に抜け出したチアゴアウベスがGKとの1対1を冷静に決めて先制。その後は押し込まれ、後半10分にカウンターから同点とされたが、終盤の選手交代で攻勢を強め、決勝点まであと一歩に迫った。過密日程の3連戦の最終戦で一人一人の戦う姿勢が光った。

 町田はゴール前に早めにボールを送り好機をつくったが、2点目を奪えなかった。

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