ロシア勢が世界柔道出場 ウクライナは反発で不参加

ドーハで開幕した柔道の世界選手権=7日(共同)

 【ドーハ共同】ウクライナ侵攻で国際大会から除外されてきたロシアとベラルーシ勢が個人の中立選手(AIN)として復帰した柔道の世界選手権が7日、ドーハで開幕した。国際柔道連盟(IJF)の決定に反発したウクライナはボイコット。波紋が広がる状況で、来年のパリ五輪へ向けて重要な大会は14日まで行われる。

 初日は女子48キロ級でロシアのサビーナ・ギリアゾワが登場。場内から特に反応はなく、初戦の2回戦でフランス選手に一本負けした。試合後は相手と軽く握手し、硬い表情で通った取材ゾーンでは報道陣の問いかけに応じなかった。

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