自民県連“因縁”の細野豪志衆院議員の静岡5区支部長案協議 党本部に上申予定も「支部と意思疎通して」

吉川赳衆議院議員が自民党を離党して支部長不在のままの静岡5区をめぐって、自民党県連は細野豪志衆議院議員を支部長とする案について地元支部に説明しました。

5月7日、静岡県三島市で開かれた会合には自民党県連の役員と5区支部の代表者が集まりました。協議では、県連側が細野豪志衆院議員を静岡5区の支部長に選出する案について示し、意見交換したということです。

細野議員は2021年に自民党入りを果たしましたが、長年自民党とは敵対関係で議席を奪い合ってきた経緯があり、支部によってはわだかまりがあるのが実情です。

<自民党県連 城内実会長>

「各支部の皆さんがご理解納得できた暁には、党本部に第5選挙区支部の支部長として(細野豪志衆院議員を)上申をする予定がありますが、いずれにしましても細野議員としっかり支部で話し合って、これまでのいろいろな問題等についてしっかり意思疎通をするということであります」

5月29日に予定されている自民党県連大会には細野議員が出席予定で、県連はここで一定の方向性をまとめたいとしています。

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