サッカー元日本代表DFの槙野智章氏が、昨季まで在籍したJ1神戸の魅力を発信する「エバンジェリスト」に就任し、7日に神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で会見した。任期は今季終了までで「いろんな人を巻き込む仕掛けが必要。まちを神戸カラーにできれば」と意気込んだ。
この日はさっそく、同会場で行われた横浜FC戦の観客向けに実況配信サービスを展開。自身も解説者として加わった。
今後はトークショーや各種イベントなどを通し、クラブの認知度を広めるという。
選手時代に過ごした神戸のまちについて「選手の顔やチームを認識していない人が多かった」と振り返る槙野氏。「選手が出向き、市民らと交流する機会も増やしたい」とファン獲得への構想を口にした。（藤村有希子）
