パリSG激震、ネイマールも退団か。マンチェスター・Uはじめプレミアリーグへのローン移籍浮上

チェルシー、ニューカッスルも!?

フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(Neymar)が今シーズン限りで退団か――。

FCロリアン戦での敗戦、その後のリオネル・メッシの無許可サウジアラビア旅行などクラブ内のネガティブなニュースが続き、さらに一部のサポーターが選手の自宅前に押し掛けて退団を要求する騒動に発展。そのターゲットとなったネイマールだが、パリSGの今夏放出の「有力候補」になっているという。フランスメディア『レキップ』が5月5日に報じ、『スカイ』などが引用している。

記事によると、年俸削減が求められるパリSGのフランス代表FWキリアン・エムバペをはじめとする“トップ3”のうち、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがフリートランスファーでの退団が決定的に。さらにネイマールの放出についても、役員会で話し合われているという。

ネイマールはパリSGと2027年6月までの長期契約を結んでいる。そのため完全移籍は難しく、期限付き移籍が検討されているそうだ。そして「潜在的な買い手」として、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFC、さらにニューカッスル・ユナイテッドと、イングランド・プレミアリーグ勢が候補に挙がっているという。クラブは「門戸を開いている」と、移籍に対し“前向き”である(決して後ろ向きではない、と言えるか)。

ただし31歳のブラジル代表エースは足首をケガして、今シーズンの復帰は難しい状況にある。そういったシーズン通して戦えるかどうかというコンディションも、移籍する場合には影響を及ぼしそうだ。メッシとともにこの夏、動向が注目される一人になるのは間違いない。

© SAKANOWA株式会社